2021年10月8日笹川スポーツ財団のプレスリリース。1992年から隔年で実施している「スポーツライフに関する調査(スポーツライフ・データ)」の結果。
調査内容は、運動・スポーツ実施状況、運動・スポーツ施設、スポーツクラブ・同好会・チーム、スポーツ観戦(好きなスポーツ選手含む)、スポーツボランティア、日常生活における身体活動、生活習慣・健康 他。対象は、全国の市区町村に居住する満18歳以上の男女3,000 人(男性:1,493人、女性 1,507人)。地点は、300地点(大都市89地点、人口10万人以上の市122地点、人口10万人未満の市64地点、町村25地点)。2020年8月28日~9月23日に実施。
結果のポイント
1 ジョギング・ランニング実施率(年1回以上)10.2%、推計実施人口1,055万人と、調査開始以来最高となるも、性別の実施率では、男性14.9%、女性5.6%と、9.3ptの差。(下図参照)
2 週1回以上、月2回以上のジョギング・ランニング実施率・推計人口が、いずれも調査開始以来過去最高(下図参照)
3 性別・年代別では、前回調査(2018年)より、男性20歳代 5.3pt増 40歳代 4.8pt増。女性30歳代 3.6pt減。
4 都市規模別では、東京都区部は減少も、依然として10万以上の都市で実施率が高い傾向
「ジョギング・ランニング人口」(笹川スポーツ財団)
https://www.ssf.or.jp/thinktank/sports_life/data/jogging_running.html
〔管理者コメント〕
いったい何があったのか?笹川スポーツ財団の報告では、2007年の「東京マラソン」以降ランニング人口は増加傾向。ところが、2016年にジョギング・ランニングを年1回以上した人の数は推計で893万人。2014年調査は986万人、2012年調査は1009万人。2回連続の減少で4年で100万人以上がジョギング・ランニングをやめたことになる。