国立研究開発法人国立がん研究センターは、新型コロナウイルスとたばこに関するアンケート調査の結果報告書を2021年5月31日に公表。調査は、2021年3月年9日(火)から16日(火)にインターネット・アンケートで実施。対象は、年代別の属性人口に応じた回答数となるようにした調整した20歳以上の男女2,000人(喫煙者 1,000人、非喫煙者1,000)。
代表的な質問と結果
Q 喫煙者は、新型コロナウイルスに感染した際には、重症化しやすいと思いますか?
全体では、新型コロナに感染した際に「重症化しやすいと思う」55.0%、「どちらともいえない」21.7%、「重症化しやすいと思わない」6.2%。
喫煙者回答では、「重症化しやすいと思う」36.5%、「どちらともいえない」39.4%、「重症化しやすいと思わない」10.2%。
非喫煙者回答では、「重症化しやすいと思う」58.7%、「どちらともいえない」18.2%、「重症化しやすいと思わない」5.4%。
(上図参照)
Q 喫煙所は、新型コロナウイルスの感染が拡大しやすい場所だと思いますか。
全体では、「感染が拡大しやすい場所だと思う」59.4%、「どちらともいえない」20.9%、「感染が拡大しやすい場所だと思わない」5.9%。
喫煙者回答では、「感染が拡大しやすい場所だと思う」39.4%、「どちらともいえない」37.3%、「感染が拡大しやすい場所だと思わない」13.1%。
非喫煙者回答では、「感染が拡大しやすい場所だと思う」63.4%、「どちらともいえない」17.6%、「感染が拡大しやすい場所だと思わない」4.4%。
新型コロナウイルスとたばこに関するアンケート調査の結果報告書(国立研究開発法人国立がん研究センター)(PDFファイル)
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/0531/20210531_report.pdf