ジョギング・ランニング実施率・推計実施人口は全体的に減少傾向。特に20歳代女性は著しく減少! (笹川スポーツ財団)
2025年10月9日公益財団法人笹川スポーツ財団のプレスリリース。
1992年から隔年で実施している「スポーツライフに関する調査(スポーツライフ・データ)」の結果。調査概要は、運動・スポーツ実施状況、運動・スポーツ施設、スポーツクラブ・同好会・チーム、スポーツ観戦、スポーツボランティア、日常生活における身体活動、生活習慣・健康 他。対象は、全国の市区町村に居住する満18歳以上の男女3,000人(男性: 1,498人、女性1,502人)。地点は、300地点(大都市90地点、人口10万人以上の市122地点、人口10万人未満の市64地点、町村24地点)。2024年6月7日~7月7日に実施。
結果のポイント(一部抜粋)
1 2024年のジョギング・ランニング実施率(年1回以上)7.4%、推計人口758万人 。2020年の10.2%をピークに減少に転じ、2024年も減少。(下図参照)

2 性別・年代別 前回調査から男性50歳代の実施率が増加、男性40歳代、女性60・70歳以上は微増 女性20歳代の実施率は、2020年15.8%から2024年4.9%と大きく減少。
3 都市規模別では、2024年は東京都区部が10.1%で最も高く、20大都市8.6%。20大都市のみ前回調査から実施率が増加。町村は2018年から2022年まで上昇傾向であったが、2024年は2022年から2.9ポイント減少し5.5%。
「ジョギング・ランニング推計実施人口は758万人 男性40・50歳代の実施率は増加するも、全体では前回調査から減少」(笹川スポーツ財団)(PDFファイル) https://www.ssf.or.jp/files/SSF_Release_20251009.pdf
〔管理者コメント〕
何が原因?ピークの2020年にジョギング・ランニングを年1回以上した人の数は推計で1,055万人。2022年調査は877万人、今回の2024年調査は758万人。たった4年で約300万人がジョギング・ランニングをやめたことになる。