(解説)「ロカボマーク」について!動向に注意!!(healthy-life21.com)

 「ロカボ」、「ロカボマーク」の動向には注意しておきましょう!!

 2016年6月17日に一般社団法人「食・楽・健康協会」は、緩やかな糖質制限「ロカボ」を普及するために作成したマークを公表しました。

 ロカボは「Low-Carbohydrate」(低炭水化物)の略です。ロカボは高糖質の食品の摂取量を押さえ、低糖質の食品を中心に摂取することで、血糖値の改善、高血圧や脳梗塞などの生活習慣病の予防につながると考えられています。また、徹底的な糖質制限によるダイエットではなく、無理なく体重を減らすこともできるということで大変注目されています。

 具体的には、通常の食事では1食当たりの糖質量は90~100グラムは含まれており、これを20~40グラムに抑えるのが緩やかな糖質制限食の基本です。これを朝・昼・夕の3回行い、さらに1回の間食(おやつ)の糖質摂取量10gを加え、1日あたりの糖質摂取量を70~130gをめどに食事内容を改善します。平均的な日本人は、1日平均270~300gの糖質を食べていると考えられていることから、40%程度まで糖質の摂取を減ずることになります。

<食べる量に気をつけるもの>
・ ごはん
・ パン
・ 根菜類
・ 麺類
・ くだもの
・ 日本酒、ビール

<特別に制限しなくてよいもの>
・肉
・魚
・葉物野菜
・卵
・乳製品
・ナッツ類
・ウイスキー
・蒸留酒の焼酎
・ワイン(辛口)

 すでに、ローソン、キリン、紀文、江崎グリコ、浅田飴など多くの企業が参画しており、今後マークの基準や根拠及び展開について注意しておくことが必要です。