(解説)大腿部前部(ふともも)の筋力トレーニングは異なる2種類の運動をバランスよく行うことが大切(healthy-life21.com)

 高齢期のフレイル、ロコモティブシンドローム、サルコペニアの予防の運動として大腿部前部の筋力、筋肉量、筋機能の低下を予防するのスクワット(立ち座り)運動が推奨されています。このことは広く周知され、取り組まれる方も大変多くなってきています。

 しかし、忘れてはならない大切なもう一つの運動があります。

 簡単なテストをしてみましょう。椅子に座って片脚の膝を軽く曲げた状態で前に伸ばし、太ももの前に力を入れてみましょう。続いて膝をゆっくりしっかり伸ばしながら太ももの前に力を入れてみましょう。いかがでしょうか?膝の伸びが悪くなると大腿部前部に力が入りにくくなり、筋力、筋肉量、筋機能は著しく低下します。

 脚筋力の筋力、筋肉量、筋機能の低下を予防するには、膝を伸ばしきらないで立ち座りを行うスクワット運動と膝をゆっくりしっかり伸ばし切った状態で強く筋肉を収縮させる運動の両方をバランスよく行うことが大切です。(上図参照)

(本サイト内)印刷用資料(無料)
 https://healthy-life21.com/2021/01/04/print/


〔管理者コメント〕

 膝は曲がらないことよりも伸びないことによる筋力等の低下リスクの方が高いと感じています。中でも膝の伸びの左右差には注意が必要です。このような場合は特に痛み等がなくても専門家に相談されることをお勧めします。

(解説)大腿部前部の筋力トレーニングが大切な理由(healthy-life21.com)
 https://healthy-life21.com/2020/01/15/20200115/
(解説)フレイル、ロコモティブシンドローム、サルコペニアを予防するための身体活動の取り組みのポイント(healthy-life21.com)
 https://healthy-life21.com/2020/01/14/20200114/