公益財団法人笹川スポーツ財団が行った『新型コロナウイルスによる運動・スポーツへの影響に関する全国調査』の結果。
調査方法は、インターネット調査。調査対象は、全国の市区町村に在住する18~79歳までの男女5,005人(5,005サンプルが地区ごとの性別・年代別人口構成比率に近似するよう割当)。調査時期は、2021年2月2日(火)~2月5日(金)。
以下結果の一部を詳細紹介
種目別運動・スポーツ実施率は減少。コロナ感染拡大の影響か?
国内において新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年2月からの1年間の種目別運動・スポーツ実施状況について、6月に実施した調査結果の新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年2月~2020年1月の1年間と比較(下表参照)。
全体の実施状況をみると「運動・スポーツを行っていない」は2019年2月~2020年1月45.7%、2020年2月~2021年1月49.6%と非実施者の割合は増加。2020年2月~2021年1月の種目別実施率をみると、「ウォーキング」27.4%が1位、以下、「散歩(ぶらぶら歩き)」15.8%、「筋力トレーニング」11.1%、「ジョギング・ランニング」6.5%、「体操(軽い体操、ラジオ体操など)」4.9%と続く。実施率上位5種目は2019年2月~2020年1月の結果と同様であったが、実施率は「ウォーキング」を除く種目で減少。
新型コロナウイルスによる運動・スポーツへの影響に関する全国調査(2021年2月調査・速報)(笹川スポーツ財団)
https://www.ssf.or.jp/thinktank/policy/covid19_03_202102.html
〔管理者コメント〕
調査方法等まったく異なるが、スポーツ庁実施の「令和2年度『スポーツの実施状況等に関する世論調査』結果」と何か傾向が異なるように感じる。
(本サイト内)週1日以上のスポーツ実施率は約6割!新型コロナウイルスの影響で過去最高(スポーツ庁)
https://www.healthy-life21.com/2021/02/25/20210225/