2020年3月以降、新型コロナウイルスの“後遺症”とみられる症状を訴える患者、700人以上の診療を行っている東京渋谷区にある「ヒラハタクリニック」からの報告。
2021年1月14日までの475人の患者(10代から30代の若い世代が全体の47%)の分析結果。
症状が軽い「軽症」とされ、宿泊施設や自宅で療養したあとに、後遺症の症状を訴える人が多いということ。具体的な症状としては、複数回答で、けん怠感が95%、気分の落ち込みが86%、思考力の低下が83%、息苦しさが75%、髪の毛が抜ける脱毛が50%、味覚障害が30%。(上図参照)
院長の平畑医師は「最初の発熱などの症状は軽くても、その後の“後遺症”で学校や会社に行けなくなる人もいる。新型コロナウイルスを軽く考えてはいけないし、若い人も感染しないように気を付けることが大切だ」と訴えている。
〔管理者コメント〕
専門家ではないが、インフルエンザなどと比較しても感染予後を含めて失うものは計り知れない。確かに高齢者の命を守るために感染予防の取組みは大切だが、若者であっても感染することによって失うものは計り知れない。何か得体の知れない不気味ささえ感じる。一刻も早い終息を願う!