消費者庁は「経口補水液」について、熱中症予防のために普段の水分補給に利用しないように注意を呼び掛けている。

経口補水液は、スポーツ飲料と比べてナトリウムやカリウムが多く、脱水時に失われた水分と電解質を素早く吸収できるような配合になっている。また、糖質も含まれているため医師から食事制限を指示されている場合には注意が必要。このため、健康な人でも日常的に飲んだり、一度に大量に飲んだりすると血圧や心臓に負荷がかかることが懸念される。
「経口補水液が必要かどうかは、自分で判断せず医師、管理栄養士、薬剤師に相談してください。また、熱中症に効果があることが分かっている製品もあるので、パッケージをよく見て正しく利用しましょう!」としている。
「経口補水液(けいこうほすいえき)について」(消費者庁) https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/foods_for_special_dietary_uses/oral_rehydration_solution