令和6年(2024年)総人口が減少する中で65歳以上人口は3625万人と過去最多。総人口に占める65歳以上人口の割合は29.3%で世界一!(総務省)

 2024年9月15日総務省は「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」を発表。

主な内容

〔高齢者の人口〕

 日本の総人口は去年より59万人減少した一方、65歳以上の高齢者は去年より2万人増え、過去最多の3625万人(男性1572万人、女性2053万人)。65歳以上が総人口に占める割合も去年に比べ0.2ポイント増え、29.3%と過去最高。(上図参照)

 2024年の総人口に占める65歳以上人口の割合を、人口10万以上の200の国及び地域で比較すると、日本の29.3%は、世界で最も高く、次いでマルティニーク25.3%、プエルトリコ24.7%、イタリア24.6%などとなっている。(上表参照)

〔高齢者の就業〕

・ 65歳以上の就業者数は、20年連続で増加し914万人と過去最多
・ 就業者総数に占める65歳以上の就業者の割合は、13.5%
・ 65歳以上の年齢階級別就業率は、いずれも過去最高に (下図参照)

・ 日本の65歳以上の就業率は、主要国の中でも高い水準
・ 65歳以上の役員を除く雇用者に占める非正規の職員・従業員の割合は、 全ての年齢階級で前年に比べ上昇
・ 「医療、福祉」の65歳以上の就業者は10年前の約2.4倍に増加


「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」(総務省)
 https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1420.html