新型コロナウイルスによる「日常生活の変化と認知機能に関する意識調査」の結果

 キリンホールディングス株式会社が、9月の「世界アルツハイマー月間」に合わせて、2022年7月15日(金)~18日(月)の4日間、全国20歳以上の男女3,175人(男性49.8%、20歳代13.0%、30歳代15.0%、40歳代19.6%、50歳代18.0%、60歳代16.7%、70歳代17.6%)に対して新型コロナウイルスによる日常生活の変化と認知機能について行ったインターネットによる意識調査の結果。2022年8月16日にプレスリリース。

 以下 結果の一部紹介

〔直近の生活変化について〕

・ 最近2~3カ月で、30分以上外出する日数は、週に何日ですか?
 「週に6~7日」39.0%、「週に4~5日」26.6%、「週に2~3日」23.6%、「週に1日」6.6%、「ほとんどない」3.2%
・ コロナ自粛明けに、外出して実施したことは、次のうちどれですか?(複数選択可)
 「店舗でのショッピングを楽しむこと」44.9%、「レストラン等での外食を楽しむこと」37.3%、「オフィス・職場への通勤」28.1%、…
・ 次の生活習慣の中で、現在行っていて、今後も続けたいことはどれですか?(複数選択可)
 「睡眠を十分とるように心がける」54.1%、「規則正しい生活をする」42.4%、「ウォーキングやジョギング」38.8%、…

〔直近の機能低下について〕

・ 日常生活がコロナ自粛前の状態に戻りつつある中で、現在とコロナ禍以前を比べて感じた変化はありますか?次のうちからお選びください。(複数選択可)
 「疲れやすくなった」34.8%、「筋力が落ちた」31.2%、「他人と会うのをおっくうに感じる」19.7%、「太った、体型がくずれてきた」18.5%、「話したい内容が思い浮かんでも、スッと言葉が出てこない」18.0%、…(上図参照)

〔認知機能に対する意識について〕

・ 次のうち、今後低下すると、不安な「認知機能」はどれですか?(複数選択可)
 「記憶力」(79.8%)、「判断力」(64.6%)、「言語能力」(54.8%)、「遂行力」(41.6%)、「計算力」(35.6%)
・ 「認知機能(記憶力、言語能力、判断力、計算力、遂行力)」の対策は何歳頃から取り組むべきだと思いますか?
 「50歳代前半」13.2%、「40歳代前半」10.8%、「40歳代後半」9.4%、「60歳代前半」9.1%、「50歳代後半」8.6%、「30歳代後半」7.9%、…

〔認知症を予防するための対策について〕

・ 認知症のリスク低減、認知機能維持に効果がある可能性があると言われている活動として取り入れているものはありますか?
 「週に数回、30分以上のウォーキングなどの有酸素運動などの定期的な運動」40%、「1日に必要な野菜や果物、魚などの良質なたんぱく質をバランスよくとる健康的な食生活」25.6%、「ゲーム、囲碁、将棋などを通じて考える・記憶する・判断することを意識する知的活動」37.4%、「他者と交流し、孤独感を解消する社会活動への参加の機会」34.7%、…


「日常生活の変化と認知機能に関する意識調査」について~家族以外との会話時間の減少が、認知機能の低下に影響か?~(キリンホールディングス) 
  https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2022/0816_02.html#_ga=2.23164154.1531093788.1660633760-1846075412.1660633760


〔管理者コメント〕

 語群からの選択方式でのアンケートならば、「笑い」や「大声を出す」などが選択肢にないのは少々残念に感じる。