がんの2013-14年の5年相対生存率は67.5%、2009年の10年相対生存率は60.2%(国立がん研究センター)

 2021年12月24日、国立研究開発法人国立がん研究センターは、国が指定するがん診療連携拠点病院等を含む院内がん登録実施施設から収集した院内がん登録情報を用いて、2013から2014年診断例(2カ年)の5年生存率、2009年診断例の10年生存率の集計結果を公表。

〔2013から14年の院内がん登録5年生存率〕
 全がんの5年実測生存率(すべての死亡を計算に含めた生存率)は59.7%、5年相対生存率(がん以外による死亡の影響を取り除いた生存率)は67.5%(前回 実測生存率59.5%、相対生存率67.3%)。(下図参照)

〔2009年の院内がん登録10年生存率〕
 全がんの10年実測生存率は46.2%、10年相対生存率は60.2%(前回 実測生存率45.7%、相対生存率59.4%)。(下図参照)


「院内がん登録2009年10年生存率、2013-14年5年生存率集計公表」(国立がん研究センター)
 https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/1224/index.html