英国ブリストル大学 Setor K. Kunutsor氏らの報告。2021年11月25日「GeroScience」に掲載。
定期的な身体活動と肺炎のリスクについて、1年間以上の追跡調査を伴う関連研究のシステマティックレビューとメタ解析を行った結果。
1,044,492名の参加者と7,681件の症例を含む10件の前向きコホート研究が条件に合致。
結果、最も身体的に活発な群は、最も身体的に活発でない群と比較して、肺炎の相対リスク(95%CI)は0.69(0.64–0.74)。(上図参照)
報告は、「定期的な身体活動は、肺炎および肺炎関連の死亡リスク低下と関連していることが示された。リスクの高い集団に、魅力的で実行可能な身体活動の種類を特定し、奨励する必要がある」とまとめている。
「Physical activity reduces the risk of pneumonia: systematic review and meta-analysis of 10 prospective studies involving 1,044,492 participants」
https://link.springer.com/article/10.1007/s11357-021-00491-2