生涯現役社会の構築に向けた「アクションプラン2016」(経済産業省)

 2016年4月に次世代ヘルスケア産業協議会(経済産業省)が生涯現役社会の構築に向けた「アクションプラン2016」を発表しました。

 その基本コンセプトの中に
 「国民が健康を管理する習慣を持ち、健康を維持することで長期に亘る社会参加を可能にし、社会への関わりが更なる健康の維持に役立つという正の循環を実現することが、理想の成熟社会を実現する鍵となる。
そのためには、国民一人一人が自らの人生の在り方を真剣に考え、自らの健康に責任を 持ち、自発的な健康行動を起こしていくことが重要であるが、現実には以下の4つの壁(課題)の存在により、その行動が阻害されている状況にある。」
とあります。

 「政府として、国民がこれらの4つの壁を乗り越え、誰もが人生を最期まで幸せに生きることができる「生涯現役社会」を構築するため、健康経営を強力に推進するとともに、 健康増進や社会参加を支えるヘルスケア産業育成に取り組んでいくことが必要である」としています。