一般社団法人日本糖尿病学会は、2022年4月19日 に「糖尿病治療ガイド2020-2021」を改訂した「糖尿病治療ガイド2022-2023」(医師・医療スタッフ向け)を発行。
【主な改訂のポイント】
- 2022年3月現在の最新の薬剤情報にアップデートされた。イメグリミンや経口GLP-1受容体作動薬の追加など。低血糖時におけるグルカゴン点鼻粉末剤(バクスミー)の使用なども。
- かかりつけ医から糖尿病や腎臓の専門医・専門医療機関への紹介基準を、図を用いて明確に解説。
- 日本でのアドボカシー活動についてのコラムの記載内容を追加。災害時に糖尿病患者を支援する糖尿病医療支援チーム(DiaMAT:Diabetes Medical Assistance Team)の設立の動きなども追加。
となっている。
一般社団法人日本糖尿病学会 刊行物
http://www.jds.or.jp/modules/publication/index.php?content_id=1
〔管理者コメント〕
医師・医療スタッフ向けだが、健康づくりの身体活動指導等に携わる者として運動療法の内容に関しては目を通しておきたい。ただ、今回の運動療法の項の内容は前回の「糖尿病治療ガイド2020-2021」の内容と同じで変更はない。