環境省が2021年8月30日に開催した「サステナブル※で健康な食生活に関する意見交換会」の資料より(一部抜粋)
同省の取り組みとしては、
サステナブルな食生活への行動変容を実現するための情報発信や仕組みの検討を行います
・ ポイント制度やナッジなどを活用してサステナブルな食生活に関する行動変容を促す仕組みを検討します。
・ 食のサステナビリティに関する調査・分析を進め、その結果を情報発信に活かしていきます。
・ 「mottECO」「すぐたべくん」「フードドライブ」「3010運動」など食品ロス削減の取組の発信を行っていきます。
サステナブルな食生活に関する情報・取組の見える化に取り組んでいきます
・ 厚生労働省と連携して、食品関連事業者等の取組を発信できる仕組みを設け、その中で栄養面とあわせて環境に関する取組(TCFD、SBT、RE100など)も登録・発信できるようにすること等を通じて、食品関連事業者等の脱炭素経営を推進します。
・ 国・地方脱炭素実現会議で決定された「地域脱炭素ロードマップ」等を踏まえ、関係省庁とも連携して、食分野を含めて温室効果ガス排出量等の環境関連情報の「見える化」の在り方を検討します。
サステナブルな食生活に環境省が率先して取り組みます
・ 環境省庁舎の食堂(26階)において、プラントベースメニュー(植物性食材100%)の提供を始めました。環境省としても引き続きこうした取組を積極的に進め、発信していきます。
・ グリーン購入法の基本方針の見直しにおいて、食堂の配慮事項に有機食品の利用に係る記載を追加することを検討します。
としている。
サステナブルで健康な食生活の提案(環境省)(PDFファイル)
http://www.env.go.jp/earth/files/ondanka/sustainable-syoku/mat01.pdf
※サステナブル(Sustainable)…「持続可能な」「続けていける」という意味。SDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)の「S」は「Sustainable」の略。