2025年8月16日 世界界保健機関(WHO:World Health Organization)は、ホームページにて「Tips for keeping cool」を公表。
以下一部抜粋(意訳 healthy-life21.com)
〔暑さから健康を守るための行動〕
・ 暑さを避ける
一日の中で最も暑い時間帯に外出したり、激しい運動は避ける。
日陰を利用する。直射日光を浴びると体感温度が10~15℃高くなる場合があることを覚えておく。
日中は涼しい場所で2~3時間過ごす。
溺れる危険に注意。決して一人で泳がない。
公式の熱中症警報について最新情報を入手する。
・ 自宅を涼しく保つ
夜間に外気温が室内温度より低い場合は、窓を開けて夜間の涼しい空気で家を冷やす。
日中、屋外温度が室内温度より高い場合は、窓を閉め、ブラインドやシャッターで直射日光を遮断する。可能な限り電気機器を切る。
扇風機は気温が40℃以下の場合に使用する。40℃を超えると、扇風機は体を熱くする。
エアコンを使用する場合は、27℃(81℉)に設定し、扇風機を使用する。 併用することにより、体感温度は4℃低くなる。これにより、冷房にかかる電気代を最大70%節約できる。
屋外の日陰の方が涼しい場合もある。
・ 身体を涼しく保ち、水分を補給する
軽くて通気性の良い衣服や寝具を使用する。
冷たいシャワーやお風呂に入る。
湿らせた布、スプレー、または濡れた薄手の衣類を使用して肌を濡らす。
定期的に水分を摂取する(1時間あたり1カップ、1日あたり少なくとも2~3リットル)。
定期的に、あなたの周囲にいる脆弱な人々、特に65歳以上の人、心臓、肺、腎臓に疾患のある人、障害のある人、一人暮らしの人と連絡を取る。
・ 乳幼児を守る
駐車中の車内は、温度が急激に高くなり危険な状態になる可能性があるため、子供や動物を放置しない。
日中の最も暑い時間帯には直射日光を避け、日陰や室内にとどまる。日陰は体感温度を10℃以上低下させることができる。
ベビーカーは乾いた布で覆わない。これによりさらに高温になる。代わりに、湿った薄い布を使用し、温度を下げる。ポータブルファンと組み合わせると、さらに冷却効果が高まる。
子供には肌を覆う軽くてゆったりとした服を着せ、つばの広い帽子、サングラス、日焼け止めを使用して太陽光線から保護する。
自宅を涼しく保つためのガイドラインに従い、安全な室温を維持する。
〔暑さを乗り切るためのヒント〕(下図参照)

「Tips for keeping cool」(WHO) https://www.who.int/initiatives/initiative-against-extreme-heat-and-health-risks-in-workplaces-and-major-events/tips-for-keeping-cool