余暇の身体活動やスポーツの種類による平均余命の延長について、被験者8,577人の全死因死亡を、1991年10月10日~1994年9月16日の調査から2017年3月22日まで最長25年追跡調査したCopenhagen City Heart Study(CCHS)の結果。
座りがちなライフスタイルの群と比べた平均余命の延長(多変量調整後)は、テニスが9.7年、バドミントンが6.2年、サッカーが4.7年、サイクリングが3.7年、水泳が3.4年、ジョギングが3.2年、体操が3.1年、スポーツクラブのアクティビティーが1.5年であったと報告しています。
研究者は、「今回の研究結果から、いずれのスポーツも平均余命の著明な改善と関連していることが分かった。しかし、両者の因果関係については不明。ただ、興味深いことに、個人スポーツよりソーシャルスポーツ(チームスポーツ含む)の方がより長寿と関連していた」と報告しています。