2024年11月22日 公益財団法人 笹川スポーツ財団は、成人の運動・スポーツ実施状況を把握するすることを目的に、1992年より隔年で実施している「スポーツライフに関する調査報告書 スポーツライフ・データ2024(速報)」を公表。調査は2024年6月6日~7月7日に実施。全国の市区町村に居住する満18歳以上の男女3,000人が対象。
以下 調査結果より一部抜粋
2020年より調査に追加された世界標準化身体活動質問票(GPAQ:Global Physical Activity Questionnaire)※1による日本人の世界保健機関(WHO:World Health Organization)推奨の身体活動量※2達成率の結果
2024年の世界標準化身体活動質問票(GPAQ)による日本人のWHO推奨の総身体活動量達成率は51.4%、男性58.3%、女性44.5%で、2020年、2022年と比較すると減少傾向。(上図参照)
報告は、「あくまで速報値のため、確定数値および詳細については、2025年3月発刊予定の報告書をご参照ください」としている。
※1 世界標準化身体活動質問票(GPAQ:Global Physical Activity Questionnaire)
世界保健機関(WHO:World Health Organization)が 余暇に行う運動・スポーツを含む、生活全体における人々の身体活動量を把握するために開発した質問票。3領域 (仕事、移動、余暇) と座位から構成され、さらに3領域の身体活動は中強度と高強度に分けて評価。
※2 世界保健機関(WHO:World Health Organization)推奨の身体活動量
WHOの身体活動ガイドラインでは、18歳以上の成人に対して、「中強度の身体活動を週に150分、または高強度の身体活動を週に75分、またはこれらと同等の組み合わせ(GPAQにおける週600メッツ・分に相当)」を行うことを推奨。
「スポーツライフ・データ2024(速報)」のご案内(笹川スポーツ財団)
https://www.ssf.or.jp/thinktank/sports_life/2024_excerpt.html