1日約2,500歩で心血管疾患死亡リスク、約4,000歩で全死亡リスクが低下!健康効果を得るのにそれほど多くの歩数は必要ないことが明らかに!

 ポーランドのウッチ医科大学 Maciej Banach 氏らの報告。研究成果は、2023年8月9日「European Journal of Preventive Cardiology」に掲載。

 オーストラリア、日本、ノルウェー、スペイン、英国、米国で実施された17件の研究のメタ分析結果。フォローアップ期間の平均は7.1年間。約22万7000人を対象に、歩数と全死亡率および心血管疾患死亡率との関係を分析。

 結果、1日2,337歩で心血管疾患死亡リスクが減少、1日3,967歩で全死亡リスクが減少。歩数が増すほど効果は高まり、1日当たりの歩数が4000歩を超えると2万歩まで、1日1,000歩増えるごとに全死亡リスクは15%低下、1日500歩増えるごとに心血管疾患死亡リスクは7%低下。

 下図は、歩数と非線形用量反応分析結果

 報告は、「1日の歩数は、全死亡率は1日3,967歩、心血管疾患死亡率はわずか2,337歩というカットオフポイントを超えると低下。歩数が増すほど効果は高まるが、健康効果を得るのにそれほど多くの歩数は必要ないことが明らかになった」とまとめている。


「The association between daily step count and all-cause and cardiovascular mortality: a meta-analysis」(European Journal of Preventive Cardiology)
 https://academic.oup.com/eurjpc/advance-article/doi/10.1093/eurjpc/zwad229/7226309?login=false