2023年7月4日 厚生労働省は「2022(令和4)年国民生活基礎調査の概況」を公表。
同居して介護する世帯のうち、老老介護(65歳以上の高齢者を同じく65歳以上の高齢者が介護している状態)は63.5%、超老老介護(75歳以上の高齢者を同じく75歳以上の高齢者が介護している状態)は35.7%。年次推移でみると、いずれも上昇傾向。(上図参照)
「2022(令和4)年国民生活基礎調査の概況」(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/index.html
〔国民生活基礎調査〕
保健、医療、福祉、年金、所得等国民生活の基礎的事項を調査し、厚生労働行政の企画及び運営に必要な基礎資料を得るとともに、各種調査の調査客体を抽出するための親標本を設定することを目的に毎年実施。
ただし、「健康」「介護」「貯蓄」に関する事項は、大規模調査年(3年毎で今回報告の2022年は実施年にあたる。前回は2019年)のみ調査を実施。「介護」に関する事項は、平成13(2001)年以降の大規模調査年のみ実施。「貧困率」は、平成22(2010)年以降の大規模調査年のみ掲載。