がんの2011-13年の5年相対生存率は68.9%、2005-08年の10年相対生存率は58.9%(国立がん研究センター)

 国立研究開発法人国立がん研究センター研究班は、全国がんセンター協議会の協力を得て、2021年11月10日に「部位別臨床病期別5年生存率(2011-2013年診断症例)」「部位別臨床病期別10年生存率(2005-2008年診断症例)」を更新。全国がんセンター協議会ホームページで公表。

 5年生存率は2011から2013年症例(32施設151,568症例)で10回目の公表。全部位の5年相対生存率(がん以外による死亡の影響を取り除いた生存率)は68.9%(前回の2010から2012年の報告は68.6%)。(下図参照)

 10年生存率は、2005から2008年症例(32施設120,649症例)で7回目の公表。全部位の10年相対生存率は58.9%(前回の2004から2007年の報告は58.3%)。(下図参照)

全がん協生存率(全国がんセンター協議会)
 https://www.zengankyo.ncc.go.jp/etc/seizonritsu/seizonritsu2013.html