(解説)改定はいつ?健康づくりのための身体活動基準2013、身体活動指針(アクティブガイド)(healthy-life21.com)

 2021年2月12日に記載させていただきましたが、年度が変わっても改定への具体的な動きが見えてこないことから一部加筆したうえで再掲させていただきます。

注)諸外国等の身体活動基準及び内容等の比較については「healthy-life21.com」が独自に調査、判断したもので根拠、正確性等について、これを保証するものではありません。 

「身体活動基準2013」(日本)(PDFファイル)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple-att/2r9852000002xpqt.pdf
「Make your move – sit less, be active for life – adults (18 to 64 years)」(オーストラリア)(PDFファイル)
 https://www.health.gov.au/sites/default/files/documents/2021/03/make-your-move-sit-less-be-active-for-life-adults-18-to-64-years.pdf
「Physical Activity Guidelines for Americans 2nd edition」(アメリカ)(PDFファイル)
 https://health.gov/sites/default/files/2019-09/Physical_Activity_Guidelines_2nd_edition.pdf
「UK Chief Medical Officers’ Physical Activity Guidelines」(イギリス)(PDFファイル)
 https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/832868/uk-chief-medical-officers-physical-activity-guidelines.pdf
「Canadian 24-Hour Movement Guidelines」(カナダ)(web)
 https://csepguidelines.ca/
「WHO guidelines on physical activity and sedentary behaviour」(WHO)(PDFファイル)
 https://apps.who.int/iris/rest/bitstreams/1315866/retrieve

 上図は諸外国等の身体活動ガイドライン記載内容を簡単に比較。これだけを見ても日本のガイドライン(身体活動基準2013)は、内容的に若干時代遅れの感がぬぐえない。

 上図は我が国の主な健康づくりに関する取り組みを時系列的に作図。
 取り組みの柱である健康日本21は、概ね10年を大きな区切りとして、5年で中間評価、見直しを行い進められている。食事摂取基準は5年毎に。特定健診・特定保健指導は10年を大きな区切りとして、5年で中間評価、見直しを行い進められている。
 これらに対して身体活動は、2006年に「健康づくりのための運動基準、運動指針」を定め、7年後の2013年に身体活動、生活活動、運動の定義を整理して名称を「健康づくりのための身体活動基準2013」、「身体活動指針(アクティブガイド)」として改定した。

 上図は「健康づくり身体活動基準2013 」の概要。

 「健康づくりのための身体活動基準2013」の22ページに上図のように記されているが、その後、改定されることなく今日に至っている。

 国が健康づくりのための身体活動基準のようなガイドラインの改定を行うには、通常1年程度の検討会、1年程度の委員会を経て改定されるが、2021年5月現在検討会は開催されていない。このことから健康づくりのための身体活動基準の改定は通常のスケジュールであれば2024年にずれ込むことも予想される。また、新型コロナウイルスの影響によりさらに遅れる恐れもある。


〔管理者コメント〕

 国民の健康づくりの大きな柱の一つである身体活動に関するガイドラインが10年以上も改定されないという恐れのある異常とも言える状況である。この間に欧米諸国や国内外の学会、団体等のガイドラインが数多く示され一人歩きを始めている。担当者などの苦労もあると思うが、結果として改定されない現実は国として身体活動を軽視しており、怠慢と言わざるを得ない。1日も早く国としてのガイドラインを示していただきたい。