「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」を公開(国立高度専門医療研究センター)

 国立高度専門医療研究センターである国立研究開発法人国立がん研究センターと国立研究開発法人国立循環器病研究センター、国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター、国立研究開発法人国立国際医療研究センター、国立研究開発法人国立成育医療研究センター、国立研究開発法人国立長寿医療研究センターが、日本人の健康寿命延伸のために必要な予防行動等について、個人とそれを取り巻く社会的要因に関する目標を「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」としてまとめて2021年2月19日に公開。

 今後さらに国立高度専門医療研究センター6機関の連携によるコホート研究を推進し、日本人のエビデンスを構築することで、日本人のためのより確かな提言として更新を継続するとしている。

提言のまとめ(下表参照)

上表の印刷用ファイル(healthy-life21.com) → PDFファイル

疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提⾔(第⼀次)(PDFファイル)
 https://www.ncc.go.jp/jp/cpub/division/cohort_research/project/6nc_cohort/6NC_20210219.pdf


〔管理者コメント〕

 日本人を対象とした極めてエビデンスレベル(科学的根拠)の高い提言。公開されている「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提⾔(第⼀次)(PDFファイル)」は全100頁(引用文献標記を除けば75頁)におよぶがしっかり目をとおしておきたい。
 「9 成育歴・育児歴」「S  健康の社会的要因」といった長期的な内容も網羅しており今後とも注目したい。