フレイルとは?(日本老年医学会)

 高齢者が要介護状態に陥る過程には、意図しない衰弱、筋力の低下、活動性の低下、認知機能の低下、精神活動の低下など健康障害を起こしやすい脆弱な状態(中段階的な段階)を経ることが多くみられます。2014年5月、日本老年医学会がこれらの状態を表した「Frailty」の日本語訳として「フレイル」を提唱しました。フレイルの特徴は、筋肉量の低下などによる体重減少、認知機能や精神活動の低下を含めた日常生活活動能力全体を捉えています。 


〔管理者コメント〕

 「Frailty」の日本語訳として「虚弱」が使われていたが、正しく介入すれば戻るという意味があることを強調したかったため「フレイル」としたとのことですがそれならば「フレイルティ」でよかったのでは?