メタボリックシンドロームが注目される中、「減量」「粗食」などをキーワードとした健康法がテレビや雑誌等で盛んに紹介されます。しかし、高齢者にはそれが当てはまらないことがわかっています。むしろ高齢者では「体重の減少」、粗食による「低栄養」の方が問題となっています。
そこで、健康長寿の要因に関する研究を進める東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)は、2015年に「老化予防をめざした食生活指針14カ条」を定めています。
指針では、牛乳や肉、魚など動物性たんぱく質を摂取すること、油脂類が不足しないこと等を示しています。
東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)ホームページ
http://www.tmghig.jp/J_TMIG/J_index.html