(解説)生活習慣病とNCD(Non-Communicable Disease)は同じ?違う?(healthy-life21.com)

 生活習慣病とは?

 生活習慣病は、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」と定義されてきました。

 NCDとは?

 NCD(Non-Communicable Disease)は非感染性疾患と訳されています。 
 NCDは、WHO(World Health Organization:世界保健機関)を中心に海外で使用されています。特に、がん、循環器疾患、糖尿病、COPD(chronic obstructive pulmonary disease:慢性閉塞性肺疾患)を NCD としています。

 生活習慣病とNCDは違うのか?違わないのか?

 もともと、生活習慣病と非感染性疾患に大きな違いはなかったことから、日本では「生活習慣病」が用いられてきました。しかし、2008 年から高齢者医療確保法に基づいて特定健診 ・ 特定保健指導事業が始まりましたが、その高齢者医療確保法の第18 条の 1 項に規定する「生活習慣病」を高齢者の医療の確保に関する法律施行令で「第一条  高齢者の医療の確保に関する法律第十八条第一項 に規定する政令で定める生活習慣病は、高血圧症、脂質異常症、糖尿病その他の生活習慣病であって、内臓脂肪(腹腔内の腸間膜、大網等に存在する脂肪細胞内に貯蔵された脂肪をいう。)の蓄積に起因するものとする。」と定めました。

 以上により2008年以降は、NCDを用いるのが望ましいといえます。

 現在は、健康日本21、健康運動指導士等のテキスト等においてもNCDが用いられています。

 今後これらの疾患は発展途上国でも増加することが予想されており、NCD 対策が求められています。


〔管理者コメント〕

 メタボリックシンドローム(Metabolic syndrome)を無理やり「内臓脂肪症候群」とした時点から迷走している?生活習慣病は、内臓脂肪の蓄積に起因するものだけではないのでは?