本格的な暑さを迎える前に早めの熱中症対策(軽く汗をかく身体活動や入浴)を!-4月から真夏日の可能性 熱中症のリスクに注意を-(日本気象協会)

 2024年4月9日、一般財団法人 日本気象協会は、本格的な暑さを迎える前に、暑熱順化(しょねつじゅんか:事前に体を暑さに慣れさせること)の大切さについて広く知ってもらうことを目的に、各地域で暑熱順化が必要なタイミングの目安となる「熱中症ゼロヘ 暑熱順化前線(第1回)」(上図参照)を公開。

 「暑熱順化前線」は、軽い運動や湯船につかる入浴などで意識して汗をかくことで、体を暑さに慣れさせる暑熱順化を始めるタイミングの目安を示している。暑熱順化ができていないと、体の熱をうまく外に逃がすことができず、熱中症になる危険性が高まる。暑熱順化には個人差もあるが、数日から2週間程度かかるといわれている。

 サイトでは、暑熱順化ポイントマニュアル(下図参照)、熱中症対策などの資料も提供している。

 

「本格的な暑さを迎える前に早めの熱中症対策を 2024年「熱中症ゼロへ 暑熱順化前線(第1回)」を公開」(日本気象協会)
 https://www.jwa.or.jp/news/2024/04/22784/