2021年6月30日、厚生労働省は、自然に健康になれる持続可能な食環境づくりの推進に向けた産学官等連携の在り方等を検討し6月を目途に報告書として取りまとめることを目的に設置した検討会(2021年2月5日に第1回、3月29日に第2回、4月30日に第3回、6月23日に第4回を開催)の報告書を公開。
検討会の目的は、
国民の健康の保持増進のほか、SDGsの達成にも資するものとして、自然に健康になれる持続可能な食環境づくりを推進するため、
(1)産学官等連携の下、優先的に取り組むべき栄養課題等
(2)目標の設定及び評価の在り方 等
の検討。
報告書の内容は、
第1 はじめに
第2 本報告書における主な用語の定義
第3 自然に健康になれる持続可能な食環境づくりの推進に係る課題と動向
第4 自然に健康になれる持続可能な食環境づくりの推進の方向性
第5 主な取組内容
第6 おわりに
で構成。
活力ある持続可能な社会の実現に立ちはだかる主な栄養課題としては、
第3 自然に健康になれる持続可能な食環境づくりの推進に係る課題と動向
1 我が国の食環境を取り巻く社会情勢
(2)活力ある持続可能な社会の実現に立ちはだかる主な栄養課題 に
① 食塩(ナトリウム)の過剰摂取
② 若年女性のやせ
③ 経済格差に伴う栄養格差
の3項目を取り上げている。
自然に健康になれる持続可能な食環境づくりの推進に向けた検討会 報告書(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/newpage_19522.html
〔管理者コメント〕
「活力ある持続可能な社会の実現に立ちはだかる主な栄養課題」の「3 経済格差に伴う栄養格差」に関しては本サイト内
(解説)所得格差(経済格差)は健康格差を生じる”所得により生活習慣や食生活に差” (healthy-life21.com)